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奇天烈 : デイリーコラム 労働者系の詩の朗読会 金田善裕
投稿者: kaneda 投稿日時: 2010-7-13 12:36:39 (2161 ヒット)

日曜日にノースビーチのシティ・ライツ・ブックスにまた詩の朗読を聞きに行ってきた。LOBER FESTという労働者のお祭りのイベントの一つで、読まれた詩もストライキ、組合、ピケなど労働者のサイドに立ったものばかりだった。印象に残ったのはウェイトレスの詩を読んだおばあさんで、深夜、2時、3時に一円のチップを求めて働いた詩だった。一円というのは日本で暮らしていても道に落ちていても拾う人がいないという感覚があるが、こちらでも一緒でペニーというのだが、多少あってもホームレスの人にあげるのが少しためらわれる金額である。だが、その詩人のおばあさんの時代は50年前ぐらいだろうけれど、価値があったのだな、などと思った。
 また、朗読会はシティ・ライツ・ブックスという書店の二階で行われていて、窓から外を見ると下着をロープで干してあるのが見えて、なかなか風情のある光景が見れた。
 で、朗読会が終わって、少し居残っていたら日本人のおばさんに話しかけられた。三十年こちらに住んでいるひとで、この労働者のお祭りのオルガナイザーの一人だった。最近は東京でも十二月にやっているのだそうだ。だが、一日だけだと言っていた。こっちのお祭りは一ヶ月にわたっていろいろなイベントが予定されている。


 久しぶりに行ったシティ・ライツ・ブックスは、いろいろなマイナーな雑誌が置かれていたが、けっこう以前より政治色の強いものが棚のいいところに置かれていて、最近はそういうものなのだろうかなどと思った。
 ダウンタウンのバージン・メガ・ストアーが閉まってしまって、とんがった本はシティ・ライツ・ブックスか、ハイト・アシュベリーのアナーキスト・コレクティブ・ブックスにぐらいしかない。だが、シティ・ライツ・ブックスは文学色が強く、アナーキスト・コレクティブ・ブックスは政治色が強い。カルチャー色の強かったバージンの書店が懐かしい。
 さておき、一通り雑誌を見た後でカフェ・トリエステに行くと、朗読した詩人たちとオルガナイザーたちがすでに集まって雑談をしていた。加わってみたかったが、ちょと敷居が高いのとまだ英語力に自信がないので、遠慮して、この前も一緒に歩襟トー・リーディングに誘った日本人の友人と、混じって話をしたいけれど、ちょっと敷居が高いねなどと会話をした。彼もけっこう日本の現代詩は読んでいるのである。
 帰りに飯を食いに行こうと言って、店を探したらメチャクチャ混んでいる中華料理屋があって、値段もリーズナブルなので中に入ったら、相席だが、どうにか座れて、牛肉と豆腐の炒め物のぶっかけ飯を頼んで食ったらけっこううまかった。
 で、店主と松井秀喜の写真とか、ジャッキー・チェンと店主の写真があって、相席になった白人が、ここはナンバーワンだと力説していたので、ああ、けっこう面白い店に入ったななどと思った。
 んでは。

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