躁病見聞録

奇天烈ノンフィクション賞第1回受賞作品

『躁病見聞録』

加藤達夫著 幻冬舎刊 定価:630円 洋泉社から刊行された「この世はすべて私のもの」が「躁病見聞録 この世はすべて私のもの」というタイトルに変わり、幻冬舎文庫から10年6月10日に刊行されました。
立ち読み

「神、そう私は神だった!」現実か、妄想か!? 日本、タイ、イタリア……躁病者は世界を目指す! 誰にも止められない狂熱のエネルギーに突き動かされた、カオス渦巻く、禁断の世界〝奇行〟のすべて!!

 私はアメリカの大統領になろうとも考えていた。だが、思考はすぐに飛躍して、小さな島を買ってそこの王様になろうと思い始めた。場所は日本列島よりやや東よりのところで、アメリカと日本の橋渡しになるような国にしたいと思っていた。国名は「大和」にしようと思った。
 この時期は本当に楽しくて、興味、関心が一瞬ごとに変化し、思考はとめどなく飛躍した。観念奔逸と呼ばれる状態だ。頭に思い浮かんだことはその時点ですべて現実になると思い、妄想の世界にどっぷりと身をゆだねていた――。(本文より)
第Ⅰ部 躁期のビッグ・ウェーヴは突然に/タイ入国……のはずが日本行き強制送還!!/タイ縦断ショッピング・ジャンキー ~目に映った物はぜんぶ買うのだ!/国際拘置所からの脱走計画!!  ~人種のるつぼ・ルーム5とは!?~/イタリアン・マフィアのボスと契りを交わす!?
第Ⅱ部 虚々実々!? 世にも奇妙な世界奇行/ローマでビッグ・ボスと再会!?/タイ発! 狂熱のムエタイ体験!!/チャイニーズ・マフィアと裏社会/バンコク市街地で妄想大爆発!! 

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